2021年1月5日(火)
意表を突く2作品のバインド『流亡記/歩く影たち』─「異世界もの」をうたう新文庫登場
開高健初期の異色中編「流亡記(るぼうき)」および、川端賞の銘品「玉、砕ける」など短編小説9本からなる中期の短編集「歩く影たち」、このふたつをバインドした、意表をつく文庫版『流亡記/歩く影たち』が新たに登場しました。12月18日より集英社より発売されております。
開高健の旅した世界をいま「異世界もの」としてもういちど旅することを提案。カバーもこれまでの開高作品とまるで異世界となっております。
開高健の自伝的青春小説『青い月曜日』とともに集英社より文庫にて発売中です。